映画にあれこれ言うてみる
『インデペンデンス・デイ』を嫌いだ、とあからさまに言う人もいます。
決戦前夜の大統領演説に集約される通り、アメリカ中心主義が見え透いていて、ある種のプロパガンダ映画と見えなくもないからです。
が、当協会理事長兼会員は、本作を愛しています。
なんべん観てもため息が出るくらい愛しています。
ハリウッド大作においても十指に入る火薬量(CG漬けの昨今に較べて、ミニチュアを併用した本作の爆発のなんとコクのあることよ!)をして言っているのではない。
大統領からトレーラーハウス暮らしの酔っ払いに至るまで、アメリカを象徴するあらゆる階層の登場人物たちを巧みに切り回し、そのすべてに見せ場を与え、クライマックスに向けて収敏させてゆく。
大作エンターテインメントを志向する者には、ほとんど奇蹟のように見える脚本の見事さにため息が出るのです。
こうやって映画レビューを書いていると、いつかビデオカメラ レンタルして撮りたくなりますねv