日本が近代化した要因
政府が積極的に欧米先進国の制度、技術を取り入れ、それを日本人と日本の風土に合うように消化することを努めたことです。
ただ単に金融、信用などの経済制度だけでなく、法律全般、さらには軍事的な組織においても、たとえば、海軍はイギリス方式に、陸軍はフランス方式にといったように、海外先進国のすぐれた先進的な制度を取り入れたのです。
また、産業の点では、当時の発達した技術・・・
たとえばイギリスの紡績技術、製鉄技術、採炭技術などを積極的に導入し、日本的に消化しました。
医学も、ヨーロッパ、とくにドイツから取り入れました。
今日、産業や科学の分野でさまざまな外来語たとえばステーション、カルテ、ガス、コークスなど・・・
これらが日本語として使われていることを、外国人の読者は発見されるでしょう。
この海外からの先進制度、先進技術を導入するにあたって政府はきわめて莫大な金を投入。
また、技術者や産業の指導者として招聰した海外の専門家に対しては、当時としては驚くほど高い報酬を支払うことを惜しみませんでした。